くらしのちょこっとメモ

明治大正生まれの曾祖父母を含む4世代計8人の大家族で育ったわたしの自然なくらしの備忘録

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1枚10円のふきんで洗剤要らずの食器洗いを始めました

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何が本当に地球環境に良いことか。

時代が変わると定説も変わります。

 

数年前までは、洗剤を使わない研磨効果のあるスポンジやアクリルたわしが環境に良いとされていましたね。

それが今では、メラミンスポンジもアクリルたわしもプラスチックだから「マイクロプラスチック」となって海洋汚染に繋がると。

 

最近、「びわこふきん」という優れた食器洗いふきんがあることを知りました。

我が家はこれまでアクリルたわしとスポンジ+石けんで食器洗いをしていました。

油の少ない食器はアクリルたわしのみ、油物はスポンジに石けんをつけて使用といった感じでした。

 

そして、びわこふきんを試してみたい衝動は突然やってきました。

せっかちなわたしは、ポチして届くまで待てませんでした。

待てない!ならば別商品で代用しようと思って、台拭きとして使っていた「無印良品の落ち綿混ふきん」を試してみました。

 

40cm角のふきんは扱い辛いので、1枚を4等分に、20cm角になるようにカットして使いました。

細かいことは気にしません。

切りっぱなしで使うことに。

 

12枚セットで税込499円の落ち綿混ふきん。

元の1枚を4等分にした物を1枚と計算すると、1枚当たり10円です。安いっ!

 

では、使い方の説明です。

 
落ち綿混ふきんでの食器洗い方法

カレーや揚げ物、炒め物、ポテトサラダ等、ベトっとした汚れはウエス(ぼろきれ)等で拭き取る。

 

茶碗にくっついて固まっている米粒跡は少し水に浸けておく。

 

ふきんを濡らし、油っぽくないお皿から順に食器の汚れを拭き取る。

 

流水で食器をすすぐ。

 

 

スポンジ洗いとの比較です。
利点

薄手のふきんなので手の力が伝わりやすく、固くなっている汚れ(鍋のこびりつき等)が落ちやすい。

 

薄手なので、タッパーの蓋の溝、キャップの溝等もすっきり洗える。

 

水筒に入れてシャカシャカすれば簡単に水筒の内側も洗える(しっかり洗いたい時は長い菜箸で掴んで水筒内部を洗っています)。

 

薄手なので乾きが早く、衛生的。

 

煮沸消毒もできる。

わたしは洗濯機で、ネットに入れて毎日洗濯して干しています。

 

スポンジに比べてへたらない。

 

綿100%なので環境に優しい。

 

泡を流れ落とす必要がないのですすぎが楽。時短と水の節約になります。

 

洗剤を使わないので肌に優しい。

 

スポンジホルダーが要らず、シンク周りがスッキリする。

スッキリするからシンクの掃除も楽になりました。

 

ふきん1枚で洗えるからキャンプにもおすすめです。

洗剤だのタワシだの、色々用意する必要がありません。

キッチンペーパーで拭いたくなる汚れも、その辺の葉っぱで拭えば良し!

 

欠点

洗剤でがっつり油分を取りきる感覚に慣れていると、多少は洗いあがりに不満を感じる。

わたしはあまり感じませんが。

 

え?これだけ?

 

 

びわこふきんとの比較です。

びわこふきんを使ったことがないのでわたしの想像です。

 

利点

びわこふきんより目が細かいので、食品のカスが絡み辛い。と言うか、絡まない。

 

安価で手に入れやすいので新しい習慣として挑戦しやすい。

 

安価なので、家中の掃除にも取り入れやすい。

台所に、トイレに、洗面所に、お風呂に!

 

安価なので、ためらわずに好きな大きさにカットできる。

 

びわこふきんよりゴワっとしていて固いので、研磨効果がある。

重曹との併用で、茶渋も水垢も楽に落ちます。

メラミンスポンジが必要なくなります。

 

欠点

切りっぱなしで使うと、端がほつれます。

手ぬぐいの切りっぱなしに慣れている人は気にならない程度です。

 

インド製です。国産にこだわる方にはびわこふきんをお勧めします。

 

え?これだけ?

 

今までカレーを食べた食器、肉を焼いた焼き網を洗った時も石けんは必要ありませんでした。

やっぱりタッパーについた油汚れが一番落ち辛い気がします。

泡立ちませんが、石けん(ほんの少し石けんをふきんでなでた後拭うだけで十分です)を併用すればスルッときれいになります。

 

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我が家のシンク周りはこんな感じです。

吐水口にかけてあるふきんが食器洗い用。

その向こうのたわしが、包丁、鉄のフライパン、中華鍋洗い用。

手前の小さなふきんはシンク洗い用。

一緒にかけてある細いブラシはストロー洗い用。

子どもがストローを卒業しても捨てられずにとってありましたが、もうそろそろ捨てても良いかしら。

石けんは、普段は使いやすさと見た目のスッキリ感のためにシンク手前に吸盤で貼り付けています。

金色の蓋の瓶の中は、しつこい汚れを落とす時のための重曹です。

あまり出番はありませんが。

食器等を洗うための道具、洗剤は以上です。

 

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食器を洗って拭いた後の乾燥中の写真です。

小さい方のあけびの籠に、ベトベト食器を拭うウエス(ぼろきれ)を入れています。

 

 

それから、補助的に使っている石けんはこちら。

色々試しましたが、こちらが石けんカスがシンクに残り辛い気がします。

この石けんをまとめ買いして、洗顔も、体を洗うのも、洗濯の補助にも使っています。

 

 

石けんホルダーはこちら。

サクション 石けんホルダー

サクション 石けんホルダー

  • 発売日: 2006/09/11
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

石けんが乾燥し過ぎると落ちます。

石けんを水で濡らしてくっつけると良いです。

このタイプの製品はセリアでも購入できますが、断然こちらの方が良くくっつきます。

そして、長持ちします。

 

びわこふきんは少し大きいなと思うので、いつかこちらも試してみたいなと思っています。

はたまた贈り物にするか。

 

 

母が幼少の頃は、食卓のちゃぶ台の下に引き出しがあって、使ったお茶碗、お椀、お箸は洗わずに引き出しにしまっていたそうです。

食後お茶を飲む時は、茶碗にお茶を入れてお箸で汚れをかきとり、お茶を飲む。

わたしの曾祖父、曾祖母、祖父もそうしていたのを思い出します。

今でもどこかのお寺のお坊さんたちがそうやって食事をしているのをテレビでも見ました。

 

今は水道もお湯も洗剤も便利に使えるので、毎食後きれいに洗うのが当たり前になっていますが、便利すぎる時代を考え直したいなという気持ちが日々強くなってきています。

 

プラスチックフリーな生活に向けて少し前進。

どうか、海洋汚染の歯止めにほんの少しでも貢献できますように。

 

 

わたしが、びわこふきんを買おうか考えて参考にした記事です。

mizukifukui.hatenablog.com

  

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