くらしのちょこっとメモ

明治大正生まれの曾祖父母を含む4世代計8人の大家族で育ったわたしの自然なくらしの備忘録

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住宅における巾木の必要性を考える

築30年は経つ巾木がない賃貸物件に8年住み、築10年は経つ巾木がない賃貸物件に3年住んで。

そして今、巾木がある賃貸物件に住み始めて2年目。

 

巾木って必要?

 

上に埃がたまるから掃除をする箇所が増えて面倒。

もちろん施工上の都合を考えれば必要性もわかるけれど。

巾木がないことによって端まで床を攻めて貼る手間、隙間を埋めるコークを打つ手間も、よっぽどの大豪邸でなければ一人工も変わらないと思う。

生活の中で日々巾木の上を掃除する手間を考えると、無くても良いのでは。

 

因みに今までの話の中での「巾木」は「出巾木」のこと。

実家は木製の入巾木。

入巾木は埃がのらないから掃除も楽チン。

 

人生で初めて出巾木の上を掃除する習慣に未だ馴染めない。

 

掃除手間だけを考えたら極力、入隅は少ない方が助かる。

前に住んだ家は、建具枠ですら壁と同化させた納まりで、本当に掃除がしやすかった。

 

巾木無しは、掃除機がけ等で壁の劣化を心配する人も多いと思うけれど、今まで住んでいた家で気にかかったことはない。

壁を擦るように掃除機をかけたことはないけれど、壁に向かって掃除機を当てていくようにかけていて劣化は見られなかった。

壁はクロスの部屋も塗装の部屋もあったけれど、どちらも問題はなかった。

 

要は、材料の選定だと思う。

施工側に理解があり、材料を誤らなければ巾木無しでも劣化が気にならない納まりにするのは可能だと思う。

今の家で、入居の時に酷い劣化が見られたクロスがある。

触ると少しクッション性があり、厚みがありふかっとした手触り。

スイッチ周りは爪が当たるせいか、めくれが激しかった。

こういうクロスだと、巾木無しでは耐えられないかも知れない。

施工側から考えると、こういうクロスの方が下地調整の手間は一段と楽だろうけれど…。

コークも、カビや埃で黒ずむ様なものを選定しなければ良いと思う。

 

今の家のリビングの巾木。

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量産品ではなさそうな珍しい形状。

厚みが25㎜はありそう。

枠とはどう取り合う?

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すごい、凝ってる!

こういうディテールには「萌え〜」ってなる。

こういう巾木だったら、あってもいっか ♪

 

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